その前に、「DCS World 2.5」の設定状況を記事にします
無料の機体でも十分に楽しめるんですが、より多く楽しむなら機体やエリアも有料となりますが簡単に追加できます。
でも、先ずは無料の機体とエリアで思いっきり楽しみましょう!
インストールも簡単ですからぜひ導入して見て下さい。そこで、「DCS World 2.5」をインストール後に行うのが自分のPCにあった設定と各機体毎のコントロール設定です。
画面上側のオプションボタンで各設定へ
とりあえず管理人が設定している、現在の状態を公開します。
OPTION SYSTEM(表示に関する設定です)
設定がわからない場合は、画面右下のプリセット選択で試してみてください。
「Low」から設定してフライトしても良いかもしれません。すんなり飛べるんなら「Medium」で、そして全然大丈夫なら「High」で飛んでみましょう。
フライト中にフレームレート等の情報を表示するにはキーボード操作で可能です。
(キー操作:データ情報 フレームレート表示 右Ctrl + Pause)
いろいろと慣れたら、細かく設定しても面白いです。
OPTION CONTROLS(操作の設定画面です)
ここでは、機種ごとのコントールやキー操作の設定できます。
上の画像は「TF-51D Real(リアルモード)」のジョイスティックやラダーペダル等の軸や範囲に関する設定画面です。
管理人の場合だと、ジョイスティック(AV8R)にピッチ(X軸)とロール(Y軸)そしてスロットル(Z軸)を設定し、ラダーペダル(TFRP)にラダー(Z軸)と左右のブレーキ(X軸・Y軸)を設定しました。
OPTION GAMEPLAY(難易度設定です)
この画面は難易度設定画面となります。
基本は、プリセットの「Simulation」モードが設定されていると思います。「Game」モードですが、管理人はフライトした事がないのでわかりません。
OPTION MISC.(その他の設定です)
この画面はその他の設定になります。
基本的には、そのままで楽しめます。フォースフィードバックのジョイスティック等がある場合は、ここでチェックを入れます。管理人は持っていませんので、触っていません。
OPTION AUDIO(音量設定です)
OPTION SPECIAL(機体毎にある個別の設定です)
この画面は、機体毎にある個別の設定画面となります。
管理人は、リアルに楽しみたいので、「TF-51D」のアシストを0にして、オートラダーのチェックも外します。
OPTION VR(VRデバイスを使用時の設定です)
この画面は、VRに関する設定画面となります。
管理人は、現在VRを使っていないので、チェックを全て外しておきます。
OPTIONの設定関連は、ここまでです。次は、機体に関してです。
DCSにおける機体モデライズ
飛行機のシミュレートにおける再現性・リアリティは、下記のようなフライトモデルの種類・操縦システム再現レベル・コックピットスタイルの種類によって段階がある。
- Standard Flight Model (SFM) – スタンダード・フライトモデル。
- 基本数値データによって機体の挙動が計算され、複雑な空力挙動は既定されているスクリプト動作によって実現される。このモデルは旧来の一部機体にのみ使用されているもので、Eagle Dynamicsは上位のフライトモデルへのアップデート準備を予定している。
- Advanced Flight Model (AFM/AFM+) – アドヴァンスト・フライトモデル。
- 翼の曲面と翼端の空気の流れをシミュレートし、機体表面の複数点で作用する力を計算している。スクリプト動作は行わない。
- Professional Flight Model (PFM) – プロフェッショナル・フライトモデル。
- AFMの発展型で、風洞によるシミュレーション結果で得られた複雑なパラメータを持ち、降着装置等の上げ下げの空力への影響などの複雑な計算や動翼作用時の複雑なシミュレーション、オートパイロット動作のシミュレーション、燃料や油圧装置の動作油が機体内で減少移動するときに起こる挙動への影響シミュレーションなどが行われる。また実機のテスト飛行で得られたデータも可能な範囲で反映されている。
- External Flight Models (EFM) – エクスターナル・フライトモデル。
- PFMのサブセットで、サードパーティーの開発者向けのものである。本質的に機体に外部から作用するすべての力はPFMによって計算され、機体内の液体の動きや動翼の動きのシミュレーションは開発者が別途作成を許されたフライトモデル。
- Standard Systems Modeling (SSM) – スタンダード・システムモデル。
- 飛行・航法・戦闘に直接必要とされる機能のみがコックピットシステムとして再現されたシステムモデル。再現性と再現範囲の広さは、機体によってさまざまである。プレイヤーが可能な操作は、あらかじめ機能を割り当てておいたキーボード・マウス・ジョイスティックのキーやボタン・軸を操作することのみである。DCS Worldに無料で同梱されているSu-25Tが該当する。
- Advanced Systems Modeling (ASM) – アドヴァンスト・システムモデル。
- 直接的に飛行・航法・戦闘に関係しない機能も詳細にモデライズされたコックピットで、コックピットに存在するおおよそのボタンやスイッチ・レバーなどが機能するように作られており、画面内に再現されたボタンやスイッチをマウスやタッチスクリーンを用いて触って操作することができる。いわゆるクリッカブル・コックピット。搭乗している飛行機を、画面内のコックピット操作によってでも、ジョイスティックによってでも、もちろん従来のようにキーボードを併用しても操縦することが可能なシステムモデルである。
- 3DoF (3 degrees of freedom, 3自由度)
- プレイヤー・パイロットは視線(カメラ)を、左右に首を振りまたは上下に見上げ・見下げて “周囲を見回す” こと、カメラのズームを変更して望遠か広角か視野の広さを選ぶことができる。TrackIRに代表されるヘッドトラッキング入力デバイスにも対応している。
- 6DoF (6 degrees of freedom, 6自由度)
- プレイヤー・パイロットは視線(カメラ)を、 “周囲を見回す” だけでなく、その頭(カメラ)の位置をコックピットの内部で上下・左右・前後の3次元座標上いずれにも自由に移動させることができる。ヘッドトラッキング入力デバイスを組み合わせると、計器をはっきり見られるように計器盤に頭(カメラ)を近づけたり、機首や胴体で隠されがちな下方を広く眺めるために頭(カメラ)を高く持ち上げたり、飛行中の機体後方確認のために座席の側面から後ろを振り返ったり、といった視線変更も可能となる。
- Su-25T
- ソビエト連邦のスホーイ設計局が設計・生産したジェット攻撃機、Su-25のサブタイプ。実機の生産数は大変少ない。コックピットにはヘッドアップディスプレイとミサイル誘導用テレビモニタが装備され、機関砲や無誘導爆弾、無誘導空対地ロケット弾のほか、レーザー誘導空対地ミサイル・レーザー誘導爆弾やテレビ誘導空対地ミサイルといった武装を搭載してゲーム内で使用できるようシミュレートされている。また自衛用の短距離空対空ミサイルも装備できる。
フライトモデルはプロフェッショナル・フライトモデル(PFM)、システムモデルはスタンダード・システムモデル(SSM)、コックピットモデルは6DoFとなっている。
- TF-51D
- TF-51Dは、アメリカ合衆国のノースアメリカンが設計・生産した単発単座レシプロ戦闘機P-51の複座練習機バージョンである。武装は持っていない。単発レシプロ機ならではの操縦の難しさを体験し、また練習することができる。
フライトモデルはプロフェッショナル・フライトモデル(PFM)、システムモデルはアドヴァンスト・システムモデル(ASM)、コックピットモデルは6DoFとなっている。画面内に表示されているコックピット内のレバーやスイッチをマウスクリックやタッチで操作する、いわゆるクリッカブル・コックピットを体験できる。
- 黒海地形モジュール
- 唯一収録されている地形モジュールが、グルジアなどを含む黒海東側周辺のものである。ゲーム中でのマップ名称は “Caucasus” (コーカサス)。
フライトモデル
DCS Worldでは、以下の4種類の機体空力フライトモデルがある。
システムモデル
DCS Worldでは、以下の2種類のシステムモデルがある。
コックピットモデル
DCS Worldでプレイヤーが搭乗可能な機体のコックピットは全機体、完全な3Dモデリングが行われていて3D CGで描画される。そのコックピットの中でプレイヤーが動かせる視線(カメラ)の自由度に、次の2種類がある。
DCS World同梱モジュール
無料配布されているDCS Worldには、下記の操縦可能機体モジュールと地形モジュール、その他AI専用機体オブジェクトやAI専用地上オブジェクトが同梱されている。DCS Worldは単独販売モジュールを動作させる基本フレームワークであると同時に、体験版としてプレイヤーのPCの性能がDCSをプレイするのに適切な環境であるかやプレイヤーが求めるゲーム内容であるかを確認することにも使用できる。
次回は、「TF-51D」に関する記事を予定しています。
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