前回の記事の続きとなる練習は、「タキシング」です。
※タキシング(taxiing)とは、航空機が自力で、地上(または水上)のある地点から別の地点まで走行すること。
基本的に、チェックリスト通りに「ENGINE STARTING CHECKS(エンジンスタート)」から「AFTER STARTING CHECKS(エンジン始動後のチェック)」が完了すれば、次の項目は「BEFORE TAXI CHECKS(タキシング前のチェック)」になります。
チェックリストの項目に関しては、使用する航空機によって多少の違いは出てきますが、基本的には同じような項目のはずです。
管理人がここで使用するF/A-18Eの場合だと、タキシング前のチェックは下記の項目になります。
[ ] WYPT 0 – CHECK/SET (flight plan load)
[ ] RADAR knob – OPR
[ ] FLIR/LST/LTD switches – AS DESIRED
UFCD avionics –
[ ] RALT sublevel – ON, T/R, CH SET
[ ] TCN sublevel – ON/SET
[ ] IFF sublevel – ON/MODES UNBOXED
[ ] Time sublevel – AS DESIRED
[ ] WINGFOLD – SPREAD
[ ] FCS RESET button – PUSH/VERIFY RSET
[ ] FLAP switch – AUTO
[ ] TRIM – CHECK
Control checks –
[ ] Full aft – CHECK 24° NU STAB
[ ] Full forward – CHECK 20° ND STAB
[ ] Full L/R – CHECK 30° differential STAB
– CHECK 8° differential TEFs
[ ] FLAP switch – HALF
[ ] NWS mode – HI
[ ] Rudder pedals – CYCLE 40° L/R
[ ] SEAT – ARMED
[ ] T/O TRIM switch – PRESS (TRIM advisory)
[ ] IFR PROBE switch – CYCLE THEN RETRACT
[ ] Speedbrake – CYCLE THEN OFF
[ ] LAUNCH BAR switch – CYCLE THEN UP
[ ] HOOK handle – CYCLE THEN UP
[ ] PITOT ANTI ICE switch – CYCLE THEN AUTO
[ ] APU – VERIFY OFF
[ ] Standby attitude indicator – VERIFY ERECT
[ ] Altimeter setting – SET
[ ] Stores page – VERIFY INVENTORY/STATUS
[ ] BIT page – VERIFY NO DEGD/FAIL
[ ] Canopy – FULL UP/DN FOR TAXI
[ ] BIT page – VERIFY CLEAR
チェックが完了したら、いよいよタキシングです。通常はここで、グランドコントロールにタキシングのリクエストをしますが、今回はタキシングの練習なので、必要ありません。
※タキシングする場合、基本的に方向を操作するのはラダーを使います。ラダーペダルを用意している方は実機と同じようにペダルで操作します。ラダー一体型のジョイスティックを使用している場合にはスティックを捻る事で操作します。
では、タキシングしてみましょう!
駐機場所等の状態で、バックしなければタキシングできない場合などは、パーキングブレーキを解除して、プッシュバック( shiftキー + P )をリクエストします。プッシュバックのキャンセルはもう一度同じ操作でキャンセルできます。
それでは、スロットルを開けてタキシングしてみましょう!少し動き出したら、ブレーキチェックも忘れずに行っておきましょう。タキシングの速度に関しては、機体によって制限があったりする場合もありますが、目安として直線では30kt以内、曲がり角では10kt以内を目安にすれば良いでしょう。
滑走路手前の停止線で、停止します。滑走路の直線上に他の航空機がいない事を確認したら、滑走路侵入します。あとは、滑走路途中まで進んで、途中の誘導路へ入り、元の駐機場所へタキシングしましょう。
駐機場所へ、ちゃんとタキシング出来るようになれば、次のステップに進みます。
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